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【初心者必見】FBAとは? 仕組み、手数料、納品の仕方まで画像入りで紹介!(2021年の新料金)

FBA

※この記事は2021年11月13日に更新しております。

この記事を書いている人

こんにちは、Kaneです!!
副業から始め、今ではAmazonでオリジナルブランドがメイン事業で会社を作っています。

大学時代に塾講師をやっていたので、基礎から分かりやすく基礎から解説します!
かなり長くなったのですが、これを見れば全て理解できます

また、最後の方にFBAで困ったこと(実体験)を入れているので、
是非最後まで見てみてください。

1. そもそもFBAとは?

せどりや物販をやっている人、やる人ならまず聞いたことのあるFBAですが、「そもそもFBAとは何か?」について説明していきます。

(前提)そもそもネットで商品が売れた時にすること

まず、一般的にインターネットで商品が売れた時にすることって、「発送」ですよね?

ただ、発送するって言っても、かなり面倒です。

自分でお客さんに発送する場合

私がFBAを利用し始めた時は、サラリーマンの時で副業として始めました。

それもあって、かなり面倒な作業が多く、とても自分では対応できませんでした

  • 売れた商品を見つける(売っている商品が多いと、これだけで面倒)
  • 該当する最小の段ボール(その他梱包するもの)を用意する
  • 商品を入れて動かないようにする
  • 発送先の住所を伝票に書く
  • 発送業者に連絡して集荷してもらう
  • 発送されたことを伝票番号と一緒にお客さんに連絡する。

FBAがやってくれること

では、FBAがどれをやってくれるか?

正解は、これ全てをFBAが代わりにやってくれます!!
しかも365日、年中無休でやってくれます。

それに加えて、お客さんからの発送に関する問い合わせ(いつ届くの?)もFBAが対応してくれます。

しかも、良いことがいっぱいです。(詳細はメリットの部分でまとめて紹介します)

Kane

特にお客さんからの問い合わせまで
やってくれるところは嬉しい!!

FBAを利用する時に必要なこと

具体的にこちら側でするのは下記です。

  • 「Amazon Seller Central」に商品を登録をする。
  • Amazon Seller Centralにて出荷の指示をする
  • 全ての商品にFBAラベルをつける。(これは工場にお願いすることが多いです)
  • 商品をまとめてダンボール

これってすごい便利ですよね??

空いた時間で他の商品を開発できるので、自動化、仕組み化ってとても大切ですよね?

上記、一つずつ、説明してきます!

「Amazon Seller Central」に登録する

これに関しては、これだけで1つの記事にできる内容なので、詳細は下記記事にてお願いします。
(※近日記事をUP予定)

Amazon Seller Centralにて出荷の指示をする

これもすごい簡単ですが、1つの記事にしているので、下記をご参照下さい。
※近日記事をUP予定)

全ての商品にFBAラベルをつける

これが意外と大変です。

上記にて納品手続きをすると、全ての商品にFBAラベルを貼り付けます。

この時の注意点は、JANコードが隠れるようにバーコードを貼り付ける必要があります。

Kane

もしAmazonでしか売らない、
または実店舗には置く予定がねければ、
最初からJANではなくFBAコードを
貼り付ける方法もあるよ!!

商品をまとめて段ボールに入れる

商品をまとめて大きな段ボールに入れて、Amazonに発送します。

もし数量が多い場合は、ヤマトや佐川などの個人を相手にしている会社ではなく、
「西濃運輸」などの法人を相手にしている業者の方が金額が安かったりします。

  (西濃運輸)https://www.seino.co.jp/

地域によっては営業所がないところもあるので、一度問い合わせして見るのがおすすめです。

Kane

改めてECってほぼ物流費だと思います。
昔、10個入りの段ボール150個くらい
東京から京都のFBA倉庫に送ろうとした時に、
FBAヤマトだと10万円くらいだったのが、
西濃運輸だと5万円くらいでできました。

2. FBAのメリット

Amazonって正直、インタネットモールというより、倉庫会社というくらい倉庫が充実しています。

FBAを使うメリットをまとめてみました。

よく言われているものから、ここしか説明していないものもあります!!

  1. Amazonが代わりに発送してくれる(つまり全部自動的です)
  2. 顧客からの問い合わせをAmazonが対応
  3. PrimeマークがつくのでSEO向上を期待できる
  4. 送料が圧倒的に安い!
Kane

実際は自動化と送料が安いのが
最大のメリットですよね!!

Amazonが代わりに発送してくれる

これは上記でも少し説明しましたが、Amazon倉庫に商品の納入すると、
あとは、売れたらその日か次の日にはAmazonから勝手に商品が出荷され、
こちら側(セラー)は何もする必要がありません。

在庫数量はAmazon Seller Central(スマホアプリ版も出てます)にて常に確認することができます。

顧客からの問い合わせをAmazonが対応

ECで大変なのが、顧客からの発送などの問い合わせです。

「◯日に注文した商品なんだけど、いつ届くんですか?」

このような問い合わせが毎回来るとかなり大変ですよね?

これをAmazonが代わりに対応してくれます。
→かなり便利!!!

PrimeマークがつくのでSEO向上を期待できる

Amazonで売上を上げるためには、いかに狙ったキーワードでページの上位に表示させるかが鍵となっています。

上位に表示されることができれば売上は上がります。

その上位に表示させる一つの要因と言われているのが、「Primeマーク」です。

基本的には注文日、その日に発送か、翌日に発送することが条件となっており、
かなり厳しいのですが、FBAに入れることで、自動的にこのPrimeマークがつくことになります。

SEOに関して詳しくは下記の記事をご覧ください。
【裏技!業者の方ごめんなさい】Amazonで上位表示させるSEOの超具体的な方法(現役Amazonコンサルが解説)

Kane

単純にSEOだけの問題ではなく、
Primeマークが付いていないから買わない人
って増えているようです。Amazonで勝つのであれば、
Primeマークは必須です!!!

3. FBAには総額いくらかかるか?

FBAの料金ってAmazonの公式HPに載っていて、さらにFBAシュミレーターという商品毎の料金を自動で計算してくれる仕組みもあります。

https://sellercentral.amazon.co.jp/fba/revenuecalculator/index?lang=ja_JP

ただ、これって見にくいし、これ以外に何がかかるのか不安ですよね?
ここでは、実際にFBAでかかる料金について、詳細に解説していきます。

Kane Inaba

結局FBAで「総額」いくらかかるのか、
そこが知りたいですよね?

FBAの実際にかかる費用とは?

FBAに入れると、下記の費用がかかってきます。
税理士と一つ一つ精査して行ったので、網羅されていると思います。

ただし、ここでややこしいのが、Amazonで販売する際に自分で発送する際にもかかる費用があります。
(つまり、FBAを使わなくてもかかる費用もあります。)

FBAを利用するかどうかで比較したい人にとっては自社発送の費用とFBAの費用を比較する必要があるので、
FBAのみかかる費用と下記で区別しております。

  • 月額登録料金 (FBAを利用しなくてもかかる)
  • Amazon 販売手数料(FBAを利用しなくてもかかる)
  • 大量出品手数料(FBAを利用しなくてもかかる)
  • FBA手数料 
  • 在庫保管手数料
  • FBA在庫の返送/所有権の放棄手数料
  • 長期保管手数料
  • 納品不備受領作業手数料
  • 商品ラベル貼付サービス
  • FBA梱包準備サービス

基本的にはFBA

Amazon公式に、FBAのコストが全てわかるようなシミュレーションサイトがあります。

FBA料金シミュレーター

ただ、これがわかりにくい・・・
細かく解説していきます!!!

FBAだけにかかる費用(80サイズのもで具体的に)

これだけだと、実際にいくらかかるかわかりません。。。

なので、具体的に80サイズ未満のもを3ヶ月で販売した際に
かかる費用の合計を具体的に計算していきます!

FBA代行手数料

これは簡単です。

FBA80サイズの場合、下記80未満のところなので、514円です。

https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/ABBX6GZPA8MSZGW

在庫保管手数料

続いては、在庫保管手数料です。

これは計算が結構難しいです。

今回は服・シューズ以外で1~9月で計算します。

80(30cm*25cm*25cm)サイズだとすると、「96円/月」(1~9月)です!
(計算式:5.16円*80cm3/1000cm*90日/30日)

80(30cm*25cm*25cm)サイズだとすると、「171.9円/月」(10~12月)です!
(計算式:9.17円*80cm3/1000cm*90日/30日)

※あくまでも簡単な試算です。計算の間違えはご了承ください。

長期保管手数料

長期在庫、前いた会社でよく聞く言葉でしたw

Amazonでも長期在庫している商品に対しては、
追加で費用が発生します。

これも計算式難しい・・・

3辺が80(30cm*25cm*25cm)サイズだった場合の計算をしていきます。

17.773円/1000cm3*30*25*25=333円
※これ、計算間違っていたら、Instagramで指摘してください。

Amazon Seller Central

納品不備受領作業手数料

これは、滅多にないのですが、納品時にラベルがなかったり、
袋から商品が出ていたりした際の費用です。

罰則的な面があるため、発生比率に応じて価格が変わります。

納品不備受領作業

Kane

中国から直接FBAに入れることを考えている人も
最初の1回目は自宅や自社管轄倉庫に入れて検品するのを
お勧めします!!

ラベルが小さかったり、剥がれていたり、
商品の個別包装が甘かったりすると、大変です・・・

商品ラベル貼付サービス

商品のラベルをAmazonが貼り付けてくれるサービスもあります。
「効率化のためAmazonにも頼めますよ」と言うサービスです!

FBA納品時に選択する画面があります。

「商品のラベル貼付は誰が行いますか?」と言うところを出品者にすれば余計な費用はかかりません。

これですが、JANコードが貼り付けられていることが条件ですので、ご注意ください。

これは、OEMというよりは、転売の人向けのサービスとも言えますね!

Seller Central

一番多く使われる標準サイズで20円、これがまた的確な金額です。

一般的な個人などが貼るのであれば、外注化できていいのですが、
普通の倉庫レベルで言うと、少し高いイメージです。

仮に1,000個あれば2万円ですね!!

FBA梱包準備サービス

これも、個別商品んがしっかりとこれていれば、お金はかかりません。

FBAに納品するときに選択する画面が出てきます。

これを梱包不要にすれば、お金はかかりません。
「効率化のためAmazonにも頼めますよ」と言うサービスです!

4. 預けてはいけない商品を預けるとどうなるのか?

「どんな商品を預けてはいけないか」の前に、まずどうなるかについて説明していきます。

既存の商品に相乗りをする場合

既存の商品に相乗りする場合は、そもそもFBAに入れれない商品であれば、
FBAに納品する作業自体ができなくなります。

自社商品の場合

問題になっているのは自社商品の場合です。

オリジナルブランドを販売する際は、商品作成の際に「コンプライアンス情報」を入れる欄があります。

ここで特に重要なのが国連(UN)番号です。

国連(UN)番号

UN番号とは、国連が定める危険品に該当しているかどうかを調べるものです。

危険品の種類によって、UN番号が付けられています。

Kane

私はもともと商社にいたのでここら辺は
かなり専門ですが、分かりやすく解説していきます!!

SDS(安全データシート)

UN番号は、一般的には海上輸送中に使用される用語です。

さすがAmazon、グローバルな会社は、国内で完結する納品作業にも
国連番号というのを入れてきまてますね!

そもそも使うのは国際的な時だけ!

輸入とか輸出とかする時って、その商品がどういう商品か分からないと

運ぶ方も怖いですよね?

なので、国連で危険品ごとに番号をつけるようにして、
「その危険品が入っているときは、危険品のマークをしましょう」
というような決まりを作りました。

また、それが書類でもわかる様に、安全性の情報を世界どこでも同じフォーマットで
書きましょうというのがSDS(Safety Data Sheet)です。

SDSの14番に危険品の情報が入っている

健栄製薬社のエタノールを引用

上記が実際のUN番号です。

今回はエタノールと検索したら上位に表示されていたものを勉強のため引用させてもらってます。

この場合、1170というのがUN番号です。

これが危険品のマークです。

国連番号がない時

一方で、何もないときは、下記のように「国連番号に該当しない」と表示されます。

納品時に確認される

まず、商品を登録したあと、FBAに納品する手続きの中で、
「この商品は危険品ですか?」というようなチェックを入れる欄があります。

それを「いいえ」にしないと、そもそも納品自体ができない状況になります。

ということは、自分で「危険品ではない」と申告した上で、
納品することになります。

危険品を預けてしまった場合

もし故意(わざと)、または知らない状態で危険品をFBAに預けてしまった場合、

下記になる可能性があります。

  • FBAからの返送費用
  • ペナルティが付く可能性がる

費用に関しては、1回で1,000個とか入れなければ、問題ないのですが、
ペナルティが痛いですよね。。。

ペナルティになると、最悪アカウント停止になります。
そうなると、今までの売上が0になったり、、、

考えただけでゾッとしますね!!

5. 【注意】FBAに預けられない商品とは?

これ、かなり多いのですが、「自分の商品がFBAに出せるかのか?」を確認しないまま、FBAに納品する手続きをしてしまい、全て返送をさせられた私のコンサル生もいました。

彼はその時1,000個くらいの商品を納品していたので、数万円の送料がかかっていました。
発送時に数万円、返送に数万円かかっているので、かなりの金額になりますね。

最新の情報はAmazon公式を見て欲しいのですが、
ここではざっくり分かりやすく説明していきます。
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/201730840?ref=mpbc_200314960_cont_201730840&locale=ja-JP

法律を満たしていないもの

まず、これは当たり前なのですが、違法なものは販売することはできません。

具体的には、一番可能性があるのは、化粧品です。

化粧品の輸入に関して(近日UP予定)

化粧品を日本で製造する際には、特に問題になることは少ないのですが、
化粧品を輸入する際には、薬剤師がいる会社にて法令にあった邦文表示をしなければなりません。

「どんな成分がどれくらい入っているのか?」を記載する必要があります。

これをしていないと違法商品として扱われるので、注意が必要です。

または各種許可が必要な商品(医療機器とか、お酒とかなど)を販売する際にも、
許可が必要なので、販売する際にはその許可を取得する必要があります。

冷蔵・冷凍などの商品

これは倉庫の問題なのですが、常温で保存できないものに関しては、
FBAを利用することができません。

食品で冷蔵を必要とするような商品を開発しようとしている方は、
FBAが利用できないことをしっかり認識しておきましょう!

一方で、賞味期限がある商品に関しては全商品のパッケージに印字
してあれば、問題ありません。

ただし、SKUごとに賞味期限を管理しておかなければいけません。

動物など

動物をFBAに入れる人がいるのか疑問ですが、動物など生きているものはFBA対象外です。

動物も売り物となっている時代です。

もし動物の販売を考えているのであれば、しっかりと対応した宅配の形態を選んでください。

一方、植物に関しては、特にFBAにて禁止されていないようです。
もちろん植物の種類にもよるので、FBAに入れる前にしっかりとAmazonに確認することをお勧めします。

危険物および化学薬品

これが正直一番多いです。

また、なかなか区別するのが難しいです。

以下、AmazonのFBA禁止物より引用しております。

「消防法」で規定されている危険物第1類から第6類

第1類(酸化性固体)例:塩素酸ナトリウム、塩素酸カリウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸アンモニウム第2類(可燃性固体)例:硫化りん、赤りん、硫黄、鉄粉、マグネシウム第3類(自然発火性物質および禁水性物質)例:金属カリウム、金属ナトリウム第4類(引火性液体)例:第1石油類、アルコール類、特殊引火物(ジエチルエーテル、二硫化炭素、特定の気圧下における発火点が100℃以下、または引火点が-20℃以下で沸点が40℃以下のもの)第5類(自己反応性物質)例:有機過酸化物、硝酸エステル類(爆発物)、ニトロ化合物第6類(酸化性液体)例:過塩素酸、硝酸、ハロゲン化合物

火薬取締法、毒物および劇物取締法にて規制されている商品

輸送が禁止されている商品危険物を含む商品、またはPeach Aviation、IATA(International Air Transport Association、国際航空運送協会)危険物規則書、JACIS(The Japan Air Cargo Institute For Safety、一般社団法人 航空危険物安全輸送協会)により危険物として指定されている商品

商品に危険を喚起する注意事項が明記されている商品どくろ(毒性)や炎(発火性)のマークが付いた商品

「可燃性 – 火気厳禁」、「危険物第~類」などの警告が明記されている商品警告が明記された商品。警告には、個々の事例に応じて簡易表記の特例が認められるものも含む(例:「可燃性」、「火気と高温に注意」、「可燃性ガス」、「火気に注意」、「火気に近づけない」、「40℃以上にしない」、「高温にしない」、「窒素ガス」、「液化石油ガス」など)

エアゾール製品液化ガス、圧縮ガス、圧搾空気などのエアゾール噴射剤を含んでいる商品(例:ヘアスプレー、ヘアムース、育毛剤、スプレー式塗料、殺虫剤スプレー、酸素スプレー、糊スプレー、エアダスター、携帯消火器、制汗剤スプレーなど)

FBA禁止商品

ただこれだけ言われてもわからないですよね?

なので、以下実際に禁止されていた例に関して紹介します。

  • アルコール類
  • マニキュア・除光液
  • 防水スプレー
  • 消毒用アルコール
  • アロマオイル
Kane

実は消防法に該当している物質でも、
少量であれば、例外となることもあります。

私のコンサル生でホワイトボード用のペンの
販売をしている方がいますが、きちんとSDSを
提出すればOKをもらえたようです。

届出が必要な医療機器

管理者の設置が必要な医療機器に関しては、そもそもFBAの前に出品ができません。

ただ、下記のような家庭で使うものに関しては、出品者が管轄の公的保健機関へ届出を提出すれば、
OKになることもあるようです。

告示別表第2 一般的名称
1609 義歯床安定用糊材
1610 粘着型義歯床安定用糊材
1611 密着型義歯床安定用糊材
1718 家庭用電気マッサージ器
1719 家庭用エアマッサージ器
1720 家庭用吸引マッサージ器
1721 針付バイブレータ
1722 家庭用温熱式指圧代用器
1723 家庭用ローラー式指圧代用器
1724 家庭用エア式指圧代用器
1725 家庭用超音波気泡浴装置
1726 家庭用気泡浴装置
1727 家庭用過流浴装置
1728 家庭用水中マッサージ療法向け浴槽
1757 家庭用電気磁気治療器
1758 家庭用永久磁石磁気治療器
1760 温灸器
1761 家庭用超音波吸入器
1762 家庭用電動式吸入器
1763 家庭用電熱式吸入器
1764 貯槽式電解水生成器
1765 連続式電解水生成器
1780 家庭用創傷パッド
1781 家庭向け鍼用器具
1782 膣洗浄器
1783 避妊用ミクロコンドーム

厚生労働省告示第六十八号

結構意外なのは、コンドームとか、マッサージ機器とかですよね!
あとは、お風呂で使うもの系も注意が必要ですね!

金券など

これは意外なのですが、FBAでは禁止されています。

「Amazonにて高額なものなどは紛失した際の責任も追いかねる」という理由であったり、

あとは倉庫内にて盗難をした場合の補償額が大きくなるのも原因なのではと考えております。

FBAを利用できればかなり送料を抑えて取引ができるのでかなりいいのですが、
禁止されているみたいです。

商品券、プリペイドカード、日銀券、切手、イベント入場券等、それ自体に金銭的価値がある証票、カード、数字・文字によるコード等

FBA禁止商品

その他禁止されているもの

上記にてほぼ全て網羅しているのですが、下記に関しても禁止なので、
注意して下ささい。

ゴールド、プラチナ、銀などの貴金属バー・インゴッド・地金

金貨・銀貨・銅貨・記念コイン

古銭・古札

プログラムのポリシーによって出品が禁止されている商品

リコール対象の商品、または日本で販売が禁止されている商品

ネオジウム磁石および、その他の商品に影響を及ぼす恐れのある磁性商品


FBA禁止商品

6. Amazon以外で売れたものもFBAから出荷できる?

AmazonのFBAなのですが、すごい便利なことに、Amazonで売れたもの以外にも利用することができます。

それを「FBAマルチチャネルサービス」と言います。
詳細はAmazon公式からどうぞ

詳しく解説していきます。

FBAマルチチャネルサービスとは?

まず概念的な話だと、下記そのまま引用します。

MCF(マルチチャネルフルフィルメント)をご利用になれば、配送時間の短縮、お届けまでのプロセスを簡素化し、顧客体験を向上させることができます。また、1商品1点から必要なときに、使いたい分だけ、魅力的な料金でAmazonのフルフィルメントセンターに在庫を保管できるため、フルフィルメントコストの削減も期待できます。

https://sell.amazon.co.jp/fulfill/fulfillment-by-amazon/multi-channel-fulfillment

ただ、簡単にいうと、楽天・Yahooなどで売れた場合でも、FBAに保管している商品を
FBAから直接お客さんのところへ送ってくれるサービスです。

メリット・デメリット

メリットですが、FBAのメリットと同じなのですが、何よりも楽であることですね!

ここだけ聞くとかなりメリットがあるように感じますが、実は大きなデメリットが・・・

今のところ、デメリットの方が大きい・・・

実は、メリットはあるのですが、今のことろデメリットの方が大きいです。

以下、私が実際に使って感じたことをまとめていきます。

  • 送料が通常のFBAより高い
  • 発送に時間がかかる(セールの時は1週間後とかも)
  • FBA倉庫によってはAmazonのロゴが入ってしまうことも

私の実際の運用方法としては、Amazonで売れている商品を楽天でも販売していました。

ただ、FBAとマルチチャンネルではここまでかと思うほど、大きな違いがありました。
一つは、発送料金です。

  • 送料が通常のFBAより高い
  • 例えば、郵便の80サイズであれば、514円だったのですが、

    マルチチャネルの送料は、なんと、810円!!!

    これは高すぎる!!(便利だけど)

    上記、マルチチャネルの送料

  • 発送に時間がかかる(セールの時は1週間後とかも)
  • これはどこにも載っていない情報なのですが、

    とにかく発送が遅いです。

    通常でも1、2日かかるのですが、(これはまだ良い方)

    Amazonのセールなどと重なると1週間くらいかかった時もありました。

    実は楽天では出荷を1〜2営業日と設定していたのですが、
    発送が遅いとの苦情の嵐でした・・・

    マルチチャネルには実は、翌日発送というのも選択できるのですが、
    送料が混み具合に応じて高くなっています・・・

    Kane

    楽天では、中には利益が500円くらいしか
    残らない商品もあるのですが、
    送料だけ高くなってしまうと、その商品も
    全く利益が出なくなってしまいます・・・

    7. FBAで困ったこと(実体験ベース)

    FBAってすごい便利なのですが、デメリットというか知っておきたい困ったことを
    実際に運用している者の目線でまとめていきます。

    • 商品ラベルを間違えるとそのままお客さんの元へ
    • 送付先の倉庫を指定できない
    • 1ヶ月後先の納品プランしか作成できない
    • 10月〜12月は保管料がバカ高い!
    • 電話番号がないため、いちいちSeller Centralにて問い合わせが必要
    • 納品数を制限される場合がある
    Kane

    ここまで実務を丁寧に解説しているのは少ないよ〜笑

    めっちゃ具体的に説明していきます。

    商品ラベルを間違えるとそのままお客さんの元へ

    これは、基礎というか当たり前の話なのですが、
    ラベルを貼り間違えると、お客さんのところまでダイレクトに行ってしまいます。

    私はないのですが、知り合いで商品のカラーとラベルを間違えており、
    500個ほど納品し、20個ほど販売してお客さんからクレームが来るまで
    気づかなかったようです。

    その後の対応は想像しただけでゾッとします。

    FBAは、結構機械的?

    FBAって本当に自動化が進んでいます!!
    というか、自動化をしないと追いつかないほどの物量ですよね?

    なので、商品のラベルを間違えてしまうと、
    人間が見たら明らかに違う物でも気づかれずに
    お客さんのところまで行ってしまうことが結構あります。。。

    これは本当に気をつけてください。

    送付先の倉庫を指定できない

    これはマジでやっている人は「あるある」と感じて頂けると思います。

    Amazonって全国にFBA倉庫があるのですが、セラーからすると、
    もちろん近い倉庫に納品したいと思っています。

    その方が納品時の送料が安いからです!!

    例えば東京に商品があった場合、川崎とかに納品するのと
    大阪・京都に納品するのでは、送料はだいぶ変わってきます。

    僕のようにOEMなどをする人にとってもここら辺の
    小さな違いが重要になってきます!

    ただしFBAでは、納品を依頼するまでは
    どこの倉庫になるかはわかりません。

    一つ運的な要素もあります。

    裏技もある?

    ただし、裏技というか、もしかしたら希望する倉庫にできる可能性もあります。

    それは、「時間を置いて納品依頼をする」です。

    当たり前という人もいるかもしれませんが、4時間開けると同じ内容でも
    自分の近くのFBA倉庫になることもあります。

    これは、Amazonは一番最適化している倉庫をリアルタイムで
    計算しているのだと思います。

    なので、もし希望するFBA倉庫でない場合、
    是非1度時間を開けて、再度トライしてみるものいいかもしれません。

    1ヶ月後先の納品プランしか作成できない

    FBA困ったことシリーズ3つ目は、1ヶ月くらいしか納品プランが作れないことです。

    もし商品が家にあったり、すぐ手元にあればいいのですが、
    OEMをしていると、発注のタイミングで納入先を決めないと
    いけない場合が出てきます。

    生産に時間がかかったり、OEM先が中国の場合は納品が3ヶ月後とか
    普通にあります。

    その際は、直前にならないと納品先がわからないので、
    しっかりとメーカーに事情を説明した方がいいです。

    1ヶ月の納品先を作ってしまうと、
    納品スケジュールが自動的にキャンセルになる可能性もあるので、
    注意が必要です。

    10月~12月は保管料がバカ高い!

    次は保管料の話です。

    上記でも少し触れたのですが、FBAは保管料がかかります。

    問題は10月〜12月の保管料が高い高い・・・

    Amazon Seller Centralからの引用

    保管料が高い理由

    これは、クリスマスシーズンというか年末にECの稼働率が上がることが
    理由だと考えられるのですが、それにしてもかなり高いです。

    通常期の倍まではいかないですが、1.77倍!!

    高すぎる!!

    僕はこの時期はなるべく避けるように在庫しています。

    電話番号がないため、いちいちSeller Centralにて問い合わせが必要

    次が、電話番号がない点です。

    これは、もうどこを調べてもない・・・

    Amazonって外資的というか効率的というか、
    全てのことの記録を取りたがります。

    そうすると、電話だと記録が残りませんよね?

    電話番号どこを探しても出てこず、FBAの倉庫に何か依頼するときは
    全て Seller Centralを通してでしか対応してくれません。。。

    具体例

    具体的には、納品して通常遅くても3日程度で在庫として反映するのですが、
    たまに1週間経っても在庫反映していません。

    この場合、倉庫に電話すれば「混んでいる」とか状況がわかるのですが、
    いちいち問い合わせをしなければ行けません。

    しかも問い合わせしてもAmazonって機械的にしか対応してくれず、
    結局は待つしかない状況になります。

    納品数を制限される場合がある

    最後の困った例ですが、「在庫制限」です。

    これは一番酷かったのが2020年です。

    コロナにて今まで店舗でしか売っていなかった大手も
    これぞとばかりにECに参入してきたため、
    Amazon FBAもパンクしていたと聞きます。

    当初は通常品であれば、1,000個とか2,000個とか普通に納品できたのですが、
    一番ひどいときは「過去販売数から、2ヶ月分くらいの在庫しか受け入れません。」
    というような通知が来ていました。

    「新商品は500個まで」というような規制もありました。

    2000個発注したが

    実際の僕の例なのですが、ある商品を2000個(これはその時の2.5ヶ月分くらいの量)を発注して、
    Amazonにそのまま納品しようとしたら、納品できない・・・・

    この商品は中国から直接FBAに納品する物だったので、
    もし一度どこかの倉庫に入れてとなると、少なくとも10万くらい以上のコストがかかります・・・

    結果的に、4回ほどサポートのたらい回しに合い、結果として納品ができたのですが、
    考えただけでもゾッとしますね。。。

    ABOUT ME
    Kane
    【Kane】こと稲葉金です。 福岡県で妻、長女と暮らしています。 1991年生まれのB型。 舌下免疫と腸トレで鼻炎に苦しむ毎日から脱却。 -学生時代は外交官を志すが、試験に通らず -上智大学卒業後、1部上場専門商社へ -在籍中に副業のOEMが2ヶ月で本業を越え、退社 -2020年介護の事業にも参入 -現在2社経営 質問などあれば、遠慮なくInstagramでDMください!!