(※この記事は2021年11月16日に更新されています。)
「Amazonで商品を売っているが、全く売れない。」
それって、SEO対策できていないからです。
100%断言しますが、SEO対策をしっかりやれば必ず売れます。
正直、他の会社が50万円のセミナーにしている内容です笑
(業者の方、ごめんなさい)
目次
この記事を書いている人
2020年で一番検索されたキーワード
2020年、Amazonで一番売れたのがマスクです。
1ヶ月で15万人ほどがAmazoにてマスクと検索していました。
その「マスク」と言うキーワードで
「1ページ目まで上位表示」させていたので、
かなり実践的な方法かと思います。
すいません、「マスク」で上位表示させたのは、
自慢させてください・・・
1. なんであなたの商品は売れないのか?
「Amazonに苦労して出品しましたのに。」
しかし、全く商品が売れない・・・
こんな悩みありますよね?
この記事を見れば、超具体的に説明しています。
上位表示されない=出品してないのと同じ?
今すぐあなたの商品をAmazonで検索してみてください。
検索する時は必ず「シークレットモード」などで開いてください。
Amazonはあなたの今までに検索したキーワードや検索した履歴に応じて、
検索順位を変更しています。
これだけでは分からないと思うので、具体例を入れて説明します。
A4 紙の例
例えば、A4 紙と入れた際の私の画面です。
これは、今までの私が購入したものを上位表示しています。
=つまり私にカスタマイズされた順位が表示されています。
これをシークレットモードで表示されると、
普通の人が検索した時と同じ結果になります。
自分の商品が表示されているか?
もしあなたの商品が特定のキーワードで検索した際に、
自分の商品が1ページ目に来ていないのであれば、
それは、商品を出していないのと同じです。
81%??
81%と言う数字をAmazonが出しています。
これは、1ページ目で商品を買う人の割合です。
2、3ページになれば、この数字はほぼ100%になります。
つまり、8ページ目に商品があっても、それは出品していないのと同じです。
もし、FBAに商品をしれているのであれば、在庫費用だけかかり、
大きな赤字が続き、Amazonって売れないよね?となります。
あなたのページは
何ページ目に表示されていますか?
なぜ、あなたの商品が1ページ目に来ていないのか?
では、なんで1ページ目に来ないんでしょうか?
それを知るためには、まずはAmazonがどういう会社かを知る必要があります。
Amazonは顧客第一主義
Amazonは「宇宙で一番顧客を大事にする」と言われています。
つまり、客を大事にすると言うことです。
お客さんは何を求めているか
「Amazonって便利」だったと思ってもらえることです。
つまり、キーワードに対して最適な商品を並べることがAmazonには重要です。
SEO
では、どんな商品をどうやって、誰が決めているか気になりますよね?
それを決めている方法がつまりAmazonのアルゴリズムです。
現時点では、AmazonはAmazon A9と言うものを使用していると公表しています。
私たちがすべきは、これにそって、自分の商品を最適化していくことです。
これをSEO(Search Engine Optimization)と言います。
キーワード毎に出ている商品が違う。
極端な例ですが、「財布 メンズ」というキーワードと「メンズ 財布」と
入れた時のキーワードって違うんです。
めっちゃ細かいですが、
このきめ細かさが重要ですね!
同じ意味ですが、それぞれのキーワード毎にAmazonは最適化しています。
では、どんな基準をAmazonは使っているか?
CTR、CVR、滞在率も見られている。
具体的には、下記3つを見られていると推測します。
(あくまでも私の推測ですが、かなり当たっていると思います)
- CTR(クリック率)
- CVR(成約率=購入率)
- 滞在率(何秒見たか)
これだけだと難しいので、それぞれの例を用いて説明します。
CTR(クリック率)
これは、顧客がどれをクリックしたか?です。
上記の例で言うと、「財布 メンズ」と入れた際に、
どの商品がよくクリックされるか?と言うことです。
CTR(クリック率)は関係ないと言う人も?
実は、Amazon物販のコンサルをやっている人で、
CTRは関係ないと言う人もいます。
そう言う人は、1週間に売れた個数などといいます。
しかし、実際に私の商品で、出品して3日で1ページ目まで来たものがあります。
それは、3日で2個しか売れていなかったですが、1ページ目まで来ていました。
その商品は明らかに他のものとは違っていたので、
明らかにクリック率が影響していたと考えています。
CVR(成約率=購入率)
これは、誰もが認める数字です。
上に表示された際に
- Aの商品は1時間に5個売れた。
- Bの商品は1時間に3個売れたとしたら、
Aの商品を上位にした方が、顧客の要望にあっていると言うことになります。
滞在率
これは、あくまでも推測ですが、
滞在率もかなり影響していると思います。
上記の例同様ですが、他と似ているような商品を出した際も、
あまり売れていなかく、レビューも0だったのに1ページ目に出ました。
これは、トップ画は同じなのですが、2毎目以降が充実していたからです。
よって、そのページにどれくらい滞在していたかも重要になると言うことです。
これは「実はGoogleのSEOの基準にも採用されています。」
広告においても同じ
これは、広告においても同じです。
AmazonのSP(スポンサープロダクト)広告は入札方式なので、
高いお金を払えば上位に表示されると考えられがちですが、
実際は、いくら単価を釣り上げても「財布」と検索する人に靴下は表示されません。
広告の方程式
広告が表示される方程式
また、広告が表示されている方程式(推測)は下記だと思います。
オーガニックランキング X 入札額
例えば、オーガニックランキングが上位のページは、少ない入札額で広告が出るのに対し、
オーガニックが圏外の時は、いくら入札額を上げてもすぐには表示されません。
オーガニックが同じくらいのページであれば、
純粋に入札額での勝負になります。
2. どうやったら、SEOをあげることができるのか?
簡単です。CTR、CVR、滞在率をあげればいいのです。
具体的には下記が重要になってきます。
- 商品名
- TOPの画像
- その他の画像が全て入っているか?
- レビューが多いか
- 差別化している商品か?
これが今回の目玉だから、
しっかり押さえておこう!!
1、商品名
商品の名前です。
これは、「狙っているキーワードと一致している」方が、
消費者はクリックすると言われています。
どのキーワードで上位表示させたいか?
ニッチなキーワードであればあるほど商品も少ないし、
ライバルも少ないので、簡単に上位に上がります。
ただしニッチなキーワードは検索する人が少なく、
売上には直結しないことも多いです。
検索数って見れるの?
検索数を見る方法は2つあります。
1、Amazonが公表している数字を見る。
まずは正規のルートで行くと、Amazonのブランド登録をすると
Amazon Seller Central で検索数を見ることができます。
これは、実際の検索数ではなく、ランキングという形ですが、
ある程度の検索するは把握することができます。
2、Seller Spriteにてざっくりした数字を見る
これは、非公式なのですが、Amazonの検索数などの情報が漏れているのか、
Amazon内での検索数を調べるサイトがあります。
Seller Sprite
2、TOP画像
次にTOP画像です。
私がコンサルに入る場合は、今写真があったとしても、
全てプロのカメラマンに撮り直すようにアドバイスしています。
ECで売っていくのであれば、写真が命です。
写真がオシャレであればそれだけで購入に繋がる可能性もあるし、
逆にオシャレじゃないことで、多くの機械を逃しています。
加工は必須
Amazonの規約では加工はNGとされていますが、
合成をしない範囲で写真の露出やカラーの加工は黙認されているケースが多いです。
ここは多少高くても綺麗な写真を撮ることをお勧めします。
3、他の写真に関して
他の写真に関しては、下記のことを入れることをお勧めします。
これ、マジで有料級ですが、普通に後悔します笑
これ、マジで有料級!!
- 1枚目:白抜き(Amazon指定)
- 2枚目:権威性(〜推奨や、特許取得など)
- 3枚目:お悩み、共感系
- 4枚目:他との比較
- 5枚目:商品の詳細、こだわりポイント
- 6枚目:第3社の声、レビュー、
- 7枚目:検品情報など、返品が無料など
商品紹介コンテンツ
ここに関しては、商品を使っているところがイメージできる画像を持ってきてください。
あなたは、商品紹介画像、いくらかけるべきか?
これに関しては、私はかなりお金をかけても良いところだと思います。
というか、ここはかけてください!!
商品ページはいわば、営業マン!!
ECサイトって店舗と違って、商品ページだけで購入するか消費者は決めます。
店舗だと実際の商品を見れるので、生地感だったり気になるポイントは
店員に聞くことができます。
しかし、ECでは、商品ページだけです。
もちろん質問ページはあるのですが、ほとんどの人はそこでは聞きません。
なので、いかにこの白抜きを除く6枚で購入まで決めさせる必要があります。
つまり、この商品ページが店員さんであり、営業マンなのです。
あなたは、店員を5万円とかで雇いますか?
5万円って、「髪の毛ボサボサで、陰気で、ゴモゴモしゃべってる感じです。」
(すいません、私の主観です。)
話しかけたくないですよね、、
4、レビューに関して
私もAmazonで買う時、レビューはかなり見ます。
これは店舗と違って、ECの良いところでもありますね。
不正レビューってどれくらいあるの?
ただ、いまだに不正レビューが結構ある印象です。
特に中国セラーが販売している商品に関しては、不正レビューがかなり多い印象を持ちます。
不正レビューを見分ける方法に関しては下記を見てみてください。
→関連記事:Amazon不正レビュー見分ける方法は?
不正レビューは無くならない。。。
では、セラーとして、不正レビューをするべきか?
これに関しては、かなり難しい質問です。
もしあなたの商品のライバルが不正レビューをしていたら、
レビューに関して言うと、到底勝てないですよね、、
グレーだけど、これくらいはOK?
あくまでも個人的な意見ですが、友人に頼むくらいはいいかなと思っています。
Amazon規約上はNGなので、あくまでもご自身の判断にてお願いします。
それも、いつも同じ人にではなく、商品ごとにレビューを頼む人は変えたほうがいいです。
友人にレビューを頼む際の注意点
1、キーワードで買ってもらう
ただ、注意する点としては、商品のURLを送るのではなく、
買って欲しいキーワードにてAmazonで検索してもらい、
商品を購入してもう必要があります。
2、商品が届いた後にレビューしてもらう
これは当たり前なのですが、商品のレビューを頼むと商品が届く前に
レビューをする人もいるようです。
当たり前ですが、これは明らかな不正とバレてしまいます。
3、AmazonはWi-Fiのアドレスを認識してる?
以前、友人から聞いた話ですが、AmazonはWi-FiのIPアドレスを把握していて、
セラーと同じWi-Fiに繋いだことがある人は認識しているようです。
一度、一時的に友人がアカウントをBAN(停止)された際に、
他のBANされた人と同じWi-Fiに繋いでいた以外の共通点がなかったことから
Amazonはそこまでチェックしていると考えております。
なので、自宅にきたことがない人にしましょう。
そもそも、Wi-FiのIPアドレスなんでバレるの?
まず、実際にWi-FiのIPアドレスがAmazon側に分かるかなのですが、
これは、わかります。Amazonが特殊なのではなく、ネットに訪問すると、
IPアドレスはサイト所有者にはわかってしまいます。
なぜ、AmazonはWi-FiのIPアドレスまで見てる?
これは、偽物や明らかな規約違反をするセラーを断絶するためです。
Amazon側に立ってみてみると、例え不正をするセラーをBANしたとしても、
違うアカウントを作られてしまうと、同じ不正をされる可能性があります。
なので、一度BANされたアカウントのWi-FiのIPアドレスを記録し、
同じWi-FiのIPアドレスがあった際も一時的にでもBANするようにしています。
ここでも顧客第一主義ですね!!
レビューをしてくれる業者は絶対使わない。
これはマジで徹底してください。
いくらいい商品を開発して、広告でSEOを上げても、
これができていないとマジでBANされます。
上記の通り、Amazonはその他にもいろいろな基準を持って監視しています。
あくまでもしっかりとした需要のある商品を作ることが1番の近道です。
レビュー専門業者はマジで危険です。
5、差別化した商品か?
すいません、最後に持ってきてますがこれが一番本質的なものです。
上記1〜4はもちろん重要なのですが、これが一番重要です。
2種類の差別化とは?
よく差別化というと「ライバルの商品との違い」と思っている人がいますが、
私は大きく分けて2つの差別化があると思っています。
1、セラー目線の差別化
これが一番陥りやすい間違った差別化です。
例えば、
- 「ライバルは1色しかないので、3色にしました」
- 「ライバルは1サイズだけなので、3サイズにしました。」
- 「ライバルは付属品がないですが、一緒に使う付属品をつけました」
これ、全部セラー目線です。
こんなんで差別化しても、全く売れません。
断言します。
では、どうすれば、いいのか?
2、消費者目線の差別化
これは、マジで有料級の話なのですが、
差別化って簡単にできます。
それは、「Amazonのレビューを見ることです」
え、それだけと思った方もいるかもしれませんが、
これが結構できていない人が多いです。
逆にこれができれば、マジでSEO上げるの簡単です。
だって、消費者が欲しいものであれば、
Amazonが重要視している、CTR(クリック率)や
CVR(成約率=購入率)がすぐ上がります。
「不」のレビューを見る
具体的には、ライバルのレビューで星1や星2の内容をみます。
どんな商品でも必ず悪いレビューがつきます。
そこを改善するだけでもそれが消費者目線の差別化になります。
3、キーワードから差別化を考える
もう一つはキーワード(=需要)から逆算して考えます。
Amazonでキーワードを入れた時に、次のキーワードができてます。
これをサジェスト・キーワードと言います。
これは、Amazonは過去の多くの人の検索結果から、
あなたが欲しい商品に関連するキーワードを提案してくれます。
ラッコ・キーワード
他にもラッコ・キーワード(無料)というサイトがあり、
そこでケーワードを検索できます。
キーワードにあった商品を開発する
上記サイトにて、自分が販売したい商品のキーワードを入れてみてください。
実際にやってみることが重要だよ!
さぁ、今すぐ検索してみて〜〜
例えば今回「日焼け止め」を開発しているとします。
ラッコキーワードで日焼け止めと検索すると、下記のように表示されます。
つまり、需要があるキーワードがわかります。
この場合、アリーやニベアはブランドなので、覗くと、
スプレー、ポンプ、メンズ、顔、スティックが人気キーワードになります。
今回はもっと深掘りして、「日焼け止め メンズ」で再度調べます。
下記が検索結果です。
ここでわかるのは、SPF30が結構検索されているということです。
ここにSPF30の商品が売っていれば、消費者は必ずクリックすると思います。
あとは、顔用、スポーツ、敏感肌、テカリ、オールインワン、スプレー
ここら辺のキーワードに特化した商品を作るとそれが一つの差別化になります。
3. 基礎ができた時に使う短時間でSEOを上げる具体的な方法
正直、上記がしっかりできていれば、対策しなくても自然とSEOは上がります笑
逆に、上記がしっかりできていないと、どんなにこれから紹介する方法を試しても、
それは一時的な結果になってしまいます。
ただ、もっと早く売上を上げたい、一時的でもいいので、SEO上げたい方は
下記を見てください。
広告を使う
SEOの1番の近道は、Amazonにあなたが売っている商品が売れるキーワードを知ってもらうことです。
それには、ただ売れるだけではなく、「特定の」キーワードで売れることを示す必要があります。
最初は断然、広告でSEOあげるのが
費用対効果が高いです!
Amazonに「特定のキーワード」を強制的に認識してもらう
正直、Amazonは常に表示順位を少しずつ変更し、CTR、CVRを計測して常に
最適な順位にしているので、本当に売れる商品でれば、自然と順位は上がっていくのですが、
ここでは、素早く強制的に上げていく方法を紹介します。
それは、SP(スポンサープロダクト)広告のマニュアルターゲティングを使用するです。
自分が上位表示させたいキーワードをマニュアルで広告をかけます。
単価などは推奨金額の「2倍」がオススメです。
そうすると、お金はかかりますが強制的に上位表示されます。
ここで売れれば、Amazonは「この商品はこのキーワードで売れるんだね」と認識してもらえます。
ロングテールも意識
意外と忘れがちなのですが、ロングテールキーワードでもしっかりマニュアルターゲティングしてください。
みなさん大きいキーワードはしっかり対策するのですが、ロングテールも大事です。
ロングテールとは?
縦軸に検索数、横軸にCVRにして図を作ると
キーワード分布は下記のようになります。
この右下(つまり検索数は少ないけど、よくコンバーションする)キーワードが位置する場所が
恐竜のシッポのように見えるので、シッポ(テール)の英語を使って「ロングテール」と言います。
ロングテールキーワード、めちゃくちゃ重要です。
このようなキーワードって、検索数は少ないのですが、購入する人の頭の中に
買いたいものがハッキリしている場合、このようなキーワードになります。
例えば、「財布」や「財布 メンズ」と検索する人って、
買いたいものがハッキリ決まってません。
一方で、「財布 メンズ 薄型 チャックなし」などと検索する人って、
もう買いたいものが頭の中にあります。
検索数は「財布 メンズ 薄型 チャックなし」だと少ないですが、
買いたいものが決まってる人が調べてるので、
成約率はかなり高くなるのは分かると思います。
外部露出させる
これはマジで裏技的な方法で、今現在使用できていますが、
今後使用できなくなく可能性も高いので注意が必要です。
これは、これだけで1本分記事がかけるので、それに譲ります。